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【主症状】:耳管開放症
2年前、2月に急に耳に騒音が入るようになり、
4月にやっと耳管開放症と診断された。
【随伴症状】:頭痛、耳鳴り、歯が浮く、顎関節症、鼻炎、くしゃみ
鼻水、咽頭痛、喉のつまり、腰痛、頻尿、膝痛、
足のしびれ、足の痛み
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耳管が開放している間2年近く、ほとんど家に閉じこもっていたとのこと。心身共に緊張しっぱなしだったと思われる。首から肩にかけての筋肉が前も後ろも横もガチガに固まっていたので、耳管が
開いたり閉じたりする時に関係する筋肉に影響を与え、耳管開閉時の動きになめらかさ
がなくなり、開きっぱなし、閉じっぱなしになるのではないかと思われた。
また、耳管付近にある顎関節や奥歯、鼻、咽頭にも症状があることから、耳管を巡る
経絡にも滞りがあると思った。全身の気、血、水の流れがスムーズに巡れるように鍼灸治療をした。その後
顔面、首まわり、肩の筋肉を緩め、気血の滞りを除き、経絡の巡りを良くする鍼灸治療を
続けたところ、耳鳴りや歯が浮く、顎関節症、咽頭痛、喉のつまり、鼻炎などの症状が
改善していき、それと並行して耳管が開放する回数が減ってきた。また、開放しても
早く元の状態に戻るようになってきた。耳管がずっと開放するのが恐くてほとんど外出
できなかったが、徐々に外出できるようになり、4ヵ月後には以前楽しんでいた趣味を
再開しただけでなく新しいことにもチャレンジできるようになってきた。
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2006年2月に突然、発病。病名が不明のまま苦しい日々が続く。
4月も半ばを過ぎて、耳管開放症と診断され専門医を紹介して頂く。
薬(三種類)を服用したが、はかばかしい結果も出ずわらをも掴む気持ちで
鍼灸治療を始めた。開放に苦しむ一方、
後頭部から首、肩、背中に異常なほどの鈍痛とコリにも苦しめられたが、
開放が治まりかけると共に、それらの症状も楽になってきた。 耳管開放症で苦しんでおられる方達には
西洋医学の治療法だけではなく、重ねて東洋医学の鍼灸治療のすばらしさも知っていただき、一日も早い鍼灸治療をお勧めいたします。
と共に、苦しまれている皆様の快復をお祈りいたします。
ままならなかった外出もできるようになり、
止めていた趣味のサークルでまた人生を楽しみたいと思えるようになりました。
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