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主症状:雨の時こめかみ付近がよく痛くなる。左の方が右よりひどい。病院の検査で異常なし、薬を飲んでも治らない。 【随伴症状】:眼精疲労、耳鳴り、顎関節痛、歯痛、首、肩のこり、便秘、月経不順、足の冷え、むくみ。
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若い時にスキーで転倒しムチウチになったことがある。その時から偏頭痛が出始めた。全身の気や血、水の巡りが悪く体全体がむくんで冷えている。上半身が滞り首や肩が凝ってくると、目の疲れや耳鳴り、歯痛などを引き起こす。下半身が冷えて滞ると、足の冷えやむくみとして感じ、月経不順や便秘も引き起こすことがよくある。全身の気や水の巡りが悪く、滞りがよりひどい部分に、そのつど症状が表われるのだろう。鍼灸治療で全身の気、血、水の滞りを除き巡りを良くするようにし、体の冷えを取り温めるようにした。
全身の巡りがよくなり始めるといつも頭痛が半減する。その後偏頭痛を改善する手足のツボや圧痛点に刺鍼すると、痛みはほぼ改善した。1週間に1度の治療を続け全身症状の改善をはかるとともに、偏頭痛が出始めると、そのつどすぐに治療をすると、ほぼその場で改善するようになった。
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