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【主症状】:歩く時、起きる時、右の背中が痛い。整骨院に通っても治らない。 【随伴症状】:肩こり、坐骨神経痛(左) |
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背中の右側の下、腰に近いところが痛む。40年前に手術で胃を3分の2切除した時、お医者さんから「後々、手術の影響で腰が痛むことがあります」といわれたとのこと。背中を触診すると、胸椎の10番から12番の椎間とその右横に圧痛点がある。鍼灸治療で全身の気、血、水の巡りを良くした後、圧痛点にお灸をした。治療するたびに圧痛点が微妙に変化し続け、
特に痛い部分が見つかった。そこにお灸をしても熱くないとおっしゃる。15壮でやっと熱感が伝わった。治療後、痛む動作をしても痛みが軽減している。その後時々右背部がひきつったり、動くと痛みが出る時があるが、その都度痛む動作をしてもらって圧痛点を探し、お灸をすると痛みは改善する。お灸の場所は最初の頃にお灸を続けた部分に限定されている。手術の影響で痛みが出た症例です。
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